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※本ブログの目的と内容1、著作者の方へ2

サマリー&レビュー

内容

ガネーシャが、人間が変わるための具体的な方法を「毎日の課題」として教えてくれる。その課題は簡単な内容ばかりであるが、その課題を通して人生で重要な本質を教えてくれる。例えば、下記のような課題が与えられる。

  • 靴をみがく(自分を支えてくれるモノを大事にできない人は、成功できない)
  • トイレ掃除する(「人がやりたがらないこと」をやるからこそ、一番喜ばれる)
  • お参りに行く(成功したいと心から思ってる人は、何でもやってみてる)

対象者

  • 今まで何冊も自己啓発本を読んできているが、結局同じ毎日を繰り返している人
  • 成功するための秘訣を総復習したい人
  • 「変わらなければいけない、成功しなければいけない」と、自分を責めている人

難易度

  • ノウハウの単なる羅列ではなく、ストーリー調で重要な事実を諭してくれるため、飽きることなく最後まで読める 主人公が世間一般の平均的な人に目線が合わせられており、主人公の思考に共感しながら読み進めることができる

評価

★★★★★(5/5)

  • 世の中にあふれる自己啓発本をわかりやすく総括したような内容となっており、とりあえずこの一冊さえしっかりとおさえれば、人生の80%以上はうまくいくと思われる
  • 子どもがいれば、自分がガネーシャとなって毎日の課題を子どもに課していきたい

ガネーシャの教え

ガネーシャは、人間が変わるための一番簡単な方法を教えてくれる。これで無理なら一生無理。人間が成功しないための一番重要な要素は「人の言うことを聞かない」である。

“成功”の秘訣

人を喜ばせることが何より楽しいと思えること。それも、自分が好きなこと、楽しいと思えることで人を喜ばせる。これが成功する(有名/お金持ちになる)ための一番の近道。

“変わる”ための秘訣

人間が変われるのは、行動して、経験したときだけ。知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変わらない。

“仕事”の秘訣

仕事とは、突き詰めれば「作業」のこと。仕事で幸せになりたかったら、一番好きな作業を選ばないといけない。

“あきらめ”の秘訣

自分に向いていない事/分野はあきらめて良い。しかし、「自分には何か才能がある、自分にしかできない仕事がある」、そのことに関しては諦めてはいけない。

“人生”の秘訣

無理はしなくていい。夢を追いたければ追えばいいし、女の尻を追いたかったら追えばいい。何をしてもいい。成功だけが人生ではないし、理想の自分を諦めてしまうのも人生ではない。たくさん笑って、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるような辛い日も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、心ゆくまで世界を楽しむ

ガネーシャの課題

もし、あなたが何かを実行に移すなら、昨日までとは違う何かを今日行うなら、仮にその方法が間違っていたとしても、それは偉大な一歩。

靴をみがく

自分を支えてくれるモノを大事にできない人は、成功できない。

コンビニでお釣りを募金する

「世の中の人を喜ばせたい」という気持ちを素直に大きくしていくことが大事。お金は、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらえるもの。

食事を腹八分におさえる

食べ過ぎが様々な病を引き起こす。「自分で自分をコントロールする」ことが楽しめるようになったら、生活が変わってくる。

人が欲しがっているものを先取りする

稼ぎとは、「どれだけ他人の欲を満たせたか」が、数字として表れたもの。ビジネスの得意な人とは、人の欲を満たすのが得意な人のこと。 人の欲を満たすために、人に「何が欲しいんですか?」と聞いて回ればいいわけではない。人は、わざわざ「ooが欲しい」なんて教えてくれない。人が「何を欲しがっているのか」をこっちが考えて、予測して提案していかなければいけない。

会った人を笑わせる

笑わせるとは、「空気を作る」ということ。空気を明るくしてくれる人の周りに人は集まるもの。いい空気の中で仕事をしたら、いいアイデアも生まれるし、やる気も出る。場の空気が沈んだり暗かったりしても、その空気を変えられるだけの力が笑いにはある。でかい仕事をする人は、たいがいユーモアのセンスがある。

トイレ掃除する

「人がやりたがらないこと」をやるからこそ、一番喜ばれる。一番人に頼みたいことだから、そこに価値が生まれる。

まっすぐ帰宅する

会社が終わったあとの自由な時間は、自分がこれから成功していくために自由に使える一番重要な時間。仕事が終わったらまっすぐ帰宅し、一番大事なことに使う。 世の中の殆どの人間は、「反応」して生きてる。自分から世の中に働きかけるのではなく、自分の周囲に「反応」しているだけ。自分の人生を手に入れている人たちは、全部自分で考えて計画を立て、その計画通りになるように自分から世界に働きかけていく。自分の時間を自分でコントロールする。

その日頑張れた自分をホメる

自分に「成長したり頑張ることは楽しい」と教えていくために、自分が頑張れてるのを確認することは大事なこと。毎日寝る前に、自分がその日頑張れたことを思い出して「よくやった」とホメる。

一日何かをやめてみる

ぱんぱんに入った器から何かを外に出す。すると、その空いた時間に新しい何かが入ってくる。人生を変えていくというのは、そういうイメージ。何かを手に入れるには、相当の代償を支払う必要がある

決めたことを続けるための環境を作る

人間は意識を変えることはできない。変わろうと思ったら、意識ではなく「具体的な何か」を変えなければいけない。自分が決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らないといけない。

毎朝、全身鏡を見て身なりを整える

人はその制服の通りの人間になる。自分に自信の持てる服を身につければ言動も変わる。

自分が一番得意なことを人に聞く

強みの上に築く。自分の得意なことを徹底的に伸ばしていくことが成功につながる。

自分の苦手なことを人に聞く

闇がなければ光も存在しないように、短所と長所も自分の持ってる同じ性質の裏と表になっているもの。

夢を楽しく想像する

誰に言われるでもなく、勝手に想像してわくわくしてしまうようなことが夢。

運が良いと口に出して言う

世界を支配している法則を学んで、自分の考え方をその法則に合わせる。すべての責任は自分にある。他人が起こす出来事、身の回りで起きる出来事はすべて自然の法則通りに発生している。そのため自分が望む結果を出すためには、自分を変えるしかない。自然の法則を発見するためには、新しい実験をしたり、実験のやり方を変えたりしていくしかない。

ただでもらう

超一流の芸術家は、営業力があり、世渡り上手。

明日の準備をする

事前の周到な準備が勝敗を決める。常に結果を出すには、普通に考えられてるよりずっと綿密な準備がいる。一流の人間は、どんな状況でも常に結果を出すから「一流」なのである。しかし、その結果を出すまでのプロセスに目を向ける人はほとんどいない。

身近にいる一番大事な人を喜ばせる

一番大事な人をおそろかにして、そうではない人に時間を注いでしまう傾向がある。愛の反対は、憎しみではなく無関心。

誰か一人のいいところを見つけてホメる

人は、自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まる。人の自尊心が満たせて、人から応援されて、押し上げられるようなやつが成功する。

人の長所を盗む

お客さんのために模倣する。成長するために一番効率がいい方法は、コピー。

求人情報を見る

経験し、良し悪しがわかっているからこそ選択できる。 でっかい仕事をしようと思ったら、あのカブトムシを獲るときの感覚が仕事の中に少しでもないといけない。でっかい仕事を残す人たちは、みんな、小学生気分でワクワクしながらする作業をそのまま仕事にしてしまう。だからずっと集中できるし、楽しい。 みんな「あの人たちは特別だ」そう自分に言い聞かせて、結局やらされ仕事に埋没してしまう。大学卒業してすぐ就職して会社にずっといて、でも自分がいるべき場所はここではない、みたいに思っているやつは、本気で他の仕事の可能性を考えないといけない。

お参りに行く

世の中のほとんどのやつらが凡人をやっているのは、彼らが「面倒くさがり」だから。成功したいと心から思ってる人は、何でもやってみてる。少しでも可能性があることだったら何でも実行してみるべき。

人気店に入り、人気の理由を考察する

お客さんを喜ばせるために、人気店では相当の努力をしている。だから人気店には魅力がある。 発見とは、みんなと同じものを見て、誰も思いつかないようなものを考えることだ。みんなと同じような視点で同じようなことを考えていては、みんなと同じような結果しか出せない。人と同じことをしているときでも、人と違う視点や発想で、世の中を見なくていけない。

プレゼントをして驚かせる

お客さんが一番喜ぶのは、「期待以上」だったとき。サプライズは、「人を喜ばせることの楽しさ」を一番実感できる。

やらずに後悔していることを今日から始める

「やりたいことをやり、後悔しない人生を送ったほうが幸せになる」ことをみんな知っている。しかし実行には移せない。収入、世間体、将来の不安、人間を縛る鎖なんてみんな同じ。今まで無理なんだったら、これからも無理。「今」何か一歩踏み出さないと、やらないまま死んでいく。 やりたいことを見つけるための唯一の方法は、「体験」すること。やりたいことを見つけるために一番やってはいけない方法が、「考える」こと。

サービスとして夢を語る

多くの人が聞きたい夢は、世の中がそれを実現することを望んでいるということ。そんな夢は、みんなが応援してくれる夢なので、叶えるのが簡単になる。情熱は、仕草や口調、体のすべてに乗り移って、人を動かす力になる。 自分の枠の中だけで考えれば小さく身勝手になる夢も、広げていけば最終的にはみんなを幸せにする夢になる。みんなが、「夢を聞くのが楽しい」と思えるのが理想。

人の成功をサポートする

本当に成功したかったら、その一番の近道は、人の成功を助けること。人がやりたいこと、人が持っている夢、人がどうなったら幸せと感じるのか、そのことを考え続けていけば、成功はすぐそこ。どれだけ人を幸せにできるか、そのことにどれだけ喜びを見出だせるか。

応募する

自分の想像を超える「事件」が人を劇的に変える。能動的に起こせる良い事件は「誰かに才能を認められる」こと。自分の才能が他人に判断されるような状況に身を置いてみる。そのために「応募」する。 「今日から変わるんだ」と思い興奮し、意識を変えようとしても人は変わらない。具体的な行動や環境(仕組み)が人を変える。不幸な出来事も人を変える。

毎日感謝する

「足りない、足りない」と思えば思うほど、家もお金も、自分から逃げていく。足りないと感じるものを何かで埋めようとするのではなく、「自分は充分に満たされていて幸せだから、他人の足りないものを見つけて愛を注いでやる」と考える。

  1. 本ブログは「本を読み、理解した内容の備忘録(自分用)」を目的としている。重要なアイディアを昇華させ、自分の言葉でまとめるように努めている 

  2. 内容に不快を感じ、ブログの取り下げを希望される著作者の方は、個別にご連絡いただけると幸いに思う