モンテッソーリ教育 x ハーバード式
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はじめに
大切なのは、ママやパパがイライラしたり怒ったりせずに、優しく見守ってあげられる方法を見つけて、許せる範囲で自由に遊ばせてあげること。
0〜3歳の脳が「もっとも」吸収する
脳科学的には3歳を過ぎる頃から、刺激を与えても神経細胞がつながりにくくなる。 3歳までは、五感で体験するすべてを全身で吸収している時期。 「見せてもだめ」「話しかけてもだめ」とは思わず、ありとあらゆる体験をさせてあげる。
ハーバード式「9つの知能」
バランスよく9つの知能を育てる。
- 体(運動)
- 言葉(学力)
- 数(学力)
- 絵(学力)
- 自然(感性)
- 花や木々、風の匂い、四季によって変わる自然の豊かな表情にたくさんふれることによって、感性やセンスが磨かれる
- 感覚(感性)
- 五感で多くのことを感じ取る体験をしてきた子どもほどセンスがよく、表現力が豊かな大人に成長する
- 音楽(感性)
- 自分(社会性)
- 目標達成や動機づけなどを自律的に行う能力
- 人(社会性)
- 他人の感情や意図、動機、欲求を理解して、他人とうまくやっていく能力のこと
モンテッソーリ教育
子どもへの接し方8ヶ条
- すべてを受け入れる
- 大切なのは、子どもがどうしてそう思ったのか、そういう行動をとったのか、プロセスを見てあげること
- 子どものしたことや言動をいったんすべて肯定し、受け入れてあげる
- 自分で選ばせる
- 人生は選択の連続
- 小さい頃から自分の意志で選ぶ経験を積み重ねる
- 子どもに自ら選択させるには、「世の中には様々な価値観があること」を伝えることが重要
- 夫婦で考え方が違っていてもお互いに尊重し合い、人生を楽しんでいる姿をたくさん見せてあげる
- さまざまな価値観を持った人が集まる環境を子どもに提供してあげる
- 信じて待つ
- 自分で気づくことのできた子は、どんなときでも、その場にふさわしい行動がとれるように成長する
- 満足するまでやらせる
- 時間に余裕がない場合は、あらかじめ「枠組み」をつくることが有効
- 子どもに解決させる
- 子どもが自分で解決できることは、自分で解決するまで見守る
- 間違いを訂正しない
- 物事を正しいやり方で行うよりも、失敗して自分で考えることのほうが大事
- 人は指示や命令を聞きたくない、排除したいと考える
- 子どもと「楽しい」を共有する
- 何よりも子どもとすごすことを心から楽しむことが大切
- 自然の中で遊ぶ
- ずっと家の中にいると、刺激を与えるものがなくなり、フロー状態に入る機会も減っていく
- 「受け身」の遊びからは得られるものが少ない
育て方
- 0歳「探究心」
- 実況中継するように話しかける
- 1歳「自分で決める」
- 「教えてあげる」気持ちで接すると、敏感に察して、やらなくなってしまう
- 子どもは楽しそうにやっているママやパパのまねをして、「面白そうだな」と感じることで行動する
- 2歳「やる気満々」
- 危ない遊びをしたいときには、似たような別のものを用意する
- 3歳「達成感」
- 「子どもにはまだわからない」と思わず、一人の人間として接する
- 4歳「待てる力」
- 子どもの困った行動には、まずは子どもを信じ、「どうしてそういうことをしたの?」と聞いてあげる
- 5歳「新しいものを創る」
- 6歳「協調性」